やすらか庵は散骨の業務を14年間続け、多くの方に利用して頂きました。
そしてお墓の問題に悩む方々の救済活動を通して、
皆様から様々なご意見やご要望に対応するうちに、
新しいスタッフやお手伝いの方を迎え入れ、
これまでより社会性の強い奉仕活動をするべく
2016年7月にNPO法人になりました。
お墓を片付ける墓じまいの業務が増えるにつれ、不要になった墓石を
独自に粉砕して砂利として寺院の駐車場に奉納したり、
遺骨の受入先としての永代供養を探しているうちに、
茨城県稲敷郡美浦村の如来寺ご住職の協力を得て、
墓地の用地を提供して頂き、本来あるべき姿のお墓を実現するべく
独自に整地、施工して「地蔵葬」を始めることができました。
2016年9月より施工を始めました。
最初に書いたイメージイラストでは通路はウッドデッキでした。
もちろん墓地としての認可された土地です。お寺の本堂のすぐ裏にあり、
周りには木々が緑をたたえています。
整地前には雑草だらけの土地でしたが、墓じまいの業務をしていますので、
ユンボほ持ち込んで整地します。
やすらか庵ではお地蔵様も彫っています、チェーンソーで荒削りし、
ノミで仕上げます。
お地蔵様もたくさん出来て、お墓のサンプルも出来ました。
如来寺の準備も順調に進み、通路や芝生の植え付けなどをしています。
2016年10月にはサンプルコーナーも出来ました。
ご覧頂いたように、全ての工程が心を込めた手作りです、
お地蔵さんは自然の木ですから、割れてきますし、変色もしますが、
それも味のうち、自然の摂理に身を任せ、あとは大地にお任せなのです。
「墓と共に自然に還ろう」これからの時代にふさわしいお墓のあり方です。