お墓というものは不思議なものでして、「皆がそうするから私もそうする」という考えで作られてきたものです。親族や知人、友人の葬儀に呼ばれる機会が増えて、お墓への納骨に立合う度に、皆がお墓に入っていくものだという認識が深まるばかりです。
皆が墓に入るのだから私も入ろうという連鎖的な発想で、お墓がなければ、もうそろそろ買わないとと思うようになり、いつのまにかお墓は必需品になってしまったのです。
今の時代みたいに散骨と言う方法が普及していなかった頃には当たり前だったお墓であり、散骨なんて遺骨を捨ててくるものだと思っていた人達も、やがて自分の立場が後継者の居ない立場になってみて初めて、お墓を買っても無駄であることに気が付くのです。
NPO法人の5万円の樹木葬は後継者が居なくても契約出来ます。しかもお墓なのでお参りも出来ます。お参りが出来るという事はとても素晴らしいことです。いつでも亡き人に会いに行けるのですから。